会社名 | 株式会社 Hych'S(株式会社 ハイチズ) |
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代表者 | 田代 博嗣 |
住所 | 〒410-0012 静岡県沼津市岡一色30-4 |
TEL | 055-943-6164 |
1台でも多くのバイクが長く現役で走れるように。バイカーズたちの大切なパートナー(愛車)であり続けるように。
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Z900 型式 Z1F 原動機型式 Z1FE
Z750FX 型式 KZ750D 原動機型式 KZ750EE
Z750FX(ゼットななひゃくごじゅうエフエックス)とは、川崎重工業が製造していた総排気量750 ccクラスのオートバイである。
1973年の750RS (Z2) 登場以降、1977年モデルより輸出仕様 Z1000 が2本マフラー化された際でも日本向けのみは4本マフラーのスタイルを堅持してきた(1976年 - 1978年モデルの Z750FOUR )が、1979年の Z1000MKII が新たな旗艦として登場したのを機に、共通コンセプトとした直線イメージを強調したスタイルとなった。外装はタンク、シート、サイドカバーからテールカウルまでこれまでの曲線で構成されたライン(いわゆる丸Z)から直線を基調としたデザインに一新、エンジンは外見的には角型のカムカバーが採用され、内容的にはフルトランジスタ点火機構および自動カムチェーンテンショナの採用、およびジェネレーターコイルがインナータイプに変更されるなどした。
外観その他各種の変更により78年モデルのZ750FOUR(D1)からは大きくイメージが変わったが、型式上はZ750D (1) のマイナーチェンジ車となり、エンジン出力などに変更はない。旗艦であるZ1000MK II と 国内版のZ750FX の外見上の相違点はモデル名を示すサイドカバーのエンブレムのほか、排気マフラー端部のフィニッシュの違い、仕向地によるリヤウインカーの位置やリヤフェンダーの長さ程度で、遠目には識別しにくい。
Z2E型エンジンは基本的に同じブロックのまま、既に5年以上経過しており、また、車重的にも過大であったことが災いし、Z750FXと同時期発売のCB750Kおよび翌1979年6月発売のCB750Fといった4バルブ新エンジン搭載車とは動力性能で勝負にならず、さらには2バルブエンジンのスズキGS750Eに対しても劣勢という状況であった。後年、Z2E型エンジン搭載車は、その当時ライバルであり、かつ動力性能的には勝っていた上記車種に対して中古車市場において高値を付けることになるが、現行車の時代にはこれを予期する者はわずかであり、販売成績も芳しくなかった。
CB750F 型式 RC04 原動機型式 RC01E
CB750Fは、ドリームCB750フォア(1969年-)の系譜を受け継ぐCBナナハンの中核モデルとして、1979年6月に発売された。型式名称は、RC04。排気量748ccの空冷4スト直列4気筒DOHC4バルブエンジン(68ps)をダブルクレードルフレームに搭載した、「走りに徹したスポーツモデル」(当時のプレスリリースより)だった。そのために、4into2の集合マフラーや、低めのセパレートハンドル、トリプルディスクブレーキ(フロントダブルディスク)、可変式の減衰力調整機構付きFVQダンパー(リア)などを採用し、アルミコムスターホイールにチューブレスタイヤが組み合わされていた。マイナーチェンジを受けながら進化し、1982年には、派生モデルとしてCB750Fインテグラも登場した。なお、CB750Fの輸出用モデルは、CB900F。当時、日本国内で正式に販売されるバイクの排気量は、750ccが上限だった(この規制は1990年に撤廃された)。
ゼファ750 型式 ZR750C 原動機型式 KZ750EE
カワサキ・ゼファー(ZEPHYR)とは、かつて川崎重工業が製造販売していたオートバイであり、排気量別にシリーズ車種として製造されていた。
ゼファーとは「西風」である。かつてのZシリーズを想起させるZで始まる英単語を命名するにあたり、川崎重工業の二輪車製造拠点工場である兵庫県明石市から吹く業界への新風となる様にとの願いを込めて名付けられた
1989年、レーサーレプリカ全盛期に、カウルなしの懐古的なスタイルを前面に押して登場した。これがフルカウル以外の選択肢を求めるユーザーに受け爆発的な売れ行きを見せ、「ネイキッドブーム」の立役者となる。メーカーによる自主規制の上限値を意識しない出力設定は、過熱しすぎていたカタログスペック競争に一石を投じることとなり、ユーザーのバイク選びのスタイルが変わるターニングポイントとなった。
このゼファーのヒットは、レプリカブームにおける販売不振により撤退も検討されていた川崎重工業の二輪車事業を、同社の大きな収益源に生まれ変わらせる原動力ともなった。
商標としてのZEPHYRは、アメリカの自動車メーカーであるフォード・モーターが自社製品(自動車)用として既に取得・使用 (フォード・ゼファー/マーキュリー・ゼファー)していたが、川崎重工業としてはどうしてもこのモデルにZEPHYRと名付けたいためにフォードとの交渉を行い、名称の使用権を得たという経緯がある。それまでの国内二輪メーカー四社の製造するオートバイでは、燃料タンクのメーカーロゴとサイドカバーの車種名という配置が一般的な表記であったなかで、それとは逆に燃料タンクに車種名「ZEPHYR」とサイドカバーにメーカーロゴ「Kawasaki」を配したデザインも、当時は非常に新鮮であった。
当初は400 ccモデルのみの計画であり、発売と同時に大量のバックオーダーを受けた際にも、「750 ccモデルは出すつもりはない」というリリースがオートバイ専門誌に掲載されたが、日本国外からの要望も強く、1990年に750 ccモデルの開発が開始し[注釈 1]、続いて1100 ccモデルの開発も開始して、1992年に発売された。結果的に、どちらもロングヒット車種となっている。750 ccモデルは、大型自動二輪の教習車としても用いられている。
400 ccクラスでは、他社のネイキッドバイクに対抗するために4バルブ仕様のZEPHYRχ(ゼファーカイ・399 cc・53馬力)が1996年登場したが、2バルブ仕様の初代モデルも2年ほど並行してラインナップされ続けた[1]。
2008年9月に自動車排出ガス規制が強化されることが決定したことから、750 ccモデル・1100 ccモデルとも2007年をもって一足速く販売終了となり、Z-1・Z-2の初期型モデルを髣髴させるグラフィック・パターンの「ファイナルエディション」が発売された[2][3]。
400 ccモデルのゼファーχについては、規制強化後の2008年9月に生産終了が公表され、上位モデルと同様のファイナルカラー仕様が2009年3月に発売された。